2008年2月のかすたネット

かすたネットスタッフの押江です。

2月は修士論文の口頭試問やら博士課程後期課程の試験やら就職試験やらでやたらと緊張度の高い1ヶ月でした。いくつになっても試験は嫌なものです。僕はもともと塾の先生をやっていましたが、僕の生徒さんたちも、入試などを受けるときはこんな感じだったんだろうな、と思いました。ちなみに今週中に諸々の結果が出ます。僕が浮かない顔をしていたら、励ましてやってください(笑)。

以上、本サイトの更新が遅れた言い訳でした。

さて、2月のかすたネット活動は6家族7人のご参加をいただきました。ありがとうございました。

今回は僕の持っていったスマブラXで対戦したり、追いかけっこをしたり、かくれんぼをしたり、お絵かきをしたり、謎の格闘技ごっこをしたりしました。ちなみに今回も案の定僕がやられる役でした。うれしいような、悲しいような。

初めて参加される子どもさんも、徐々にこの場に慣れて思い思いに遊ぶ姿が見られました。かすたネットは「無目的」な場を目指していますから、たとえば「一人で遊ばず、みんなで遊びなさい」というような発言をスタッフは一切しません。あくまで子どもたちが自分たちのペースで時間を過ごしてくれたら、と思います。スタッフが口出ししなくても、少しずつ子ども同士がつながっていく様子が見られます。

たとえばある一人の子どもが僕を鬼にしてかくれんぼを始めます。その様子を見ていた別の子どもが、かくれんぼに興味を示し、一緒にかくれんぼをしだします。いつの間にやら、僕にみつからないよう、みんなが協力しだすのです。

僕はかくれんぼを「子どもたちの輪を築き上げよう」という目的のもと始めたのではありません。ただ、子どもが提案して、面白そうだから始めたに過ぎません。しかし、結果としてみんなが幾分つながりをもてたように感じました。そして、それはごく自然に起こったことであり、よいことのように感じました。

もちろん、子ども同士が必ずつながりを持たなければならない、と考えているわけでは決してありません。かすたネットは無目的な場ですから、そのような発想を極力排除したいのです。それぞれが自然に思い思いの時間を過ごしてくれれば、と考えています。

それにしても、毎度毎度よくもまあこんなにたくさんの遊びを思いつくな、と思います。僕たちスタッフが予想もしない遊びを提案するのを見ていると、子どもは遊びの天才だな、とつくづく思います。

次回のかすたネット活動日は3/15(土)です。よろしくお願いします。

0 件のコメント: